当院の予防歯科の特徴
予防歯科とは
予防歯科とは虫歯や歯周病などになってから治療をするのではなく、虫歯や歯周病にならないようにお口の中のケアを行うことです。お口の中のケアには歯医者さんで特別な機械などを用いて行う「プロフェッショナルケア」と、自宅で行う毎日の「セルフケア」の2つがあります。この2つのケアをしっかりと行うことが予防歯科には大切です。
医院の診療体勢について
当院ではプロフェッショナルケアを行う歯科衛生士は担当制となっています。患者様としっかりとコミュニケーションを取りながらプロフェッショナルケアとセルフケアの指導を行っていきます。
あくまで歯のクリーニングなので、ドリルなどで歯を削ることはありません。普段の歯磨きでは除去できない汚れが取れますので、爽快感を味わうことができます。バイオフィルムは約3ヶ月で再生されると言われていますので、定期的なPMTCをおすすめしています。
予防歯科の重要性
虫歯によって穴が空いた部分は生涯元に戻ることはありません。初期の虫歯であれば削らずに治すことができます。歯周病で溶けてしまった骨を元に戻すことも非常に困難です。まずは虫歯や歯周病にならないように予防歯科を実践していくことが重要です。
スペシャルケアコース
当院では、保険診療の定期検診はもちろん、さらにエアフローや、フッ素塗布などのスペシャルケアがセットになるクリーニングプランもございます。
レギュラーコース (歯周検査・SC・PMTC・エアフロー) |
5,000円 |
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プラクティスコース (歯周検査・染め出しTBI・SC・PMTC・エアフロー) |
7,000円 |
プレミアムコース (歯周検査・SC・PMTC・エアフロー・フッ素) |
7,000円 |
全て税別となります
定期健診について
定期健診でわかること
- どこの部分が磨けていないか
- 虫歯があるか・詰め物の脱離や
不適合の発見 - 歯茎の状態(歯肉炎/歯周病)
- 軟組織の病気(口唇、舌、口腔粘膜に
起きる疾患:白板症・扁平苔癬・カンジダ・癌等の発見) - 硬組織の中の病気(レントゲン撮影に
より、骨の中にある腫瘍や、歯根の先にある病気の発見) - 歯の色の変化(初診時との比較)
- 不正な噛み合わせ・歯並びの変化
(初診時との比較) - 歯ぎしりや食いしばりなどの悪習癖
定期健診を行うメリット
しっかりと磨いていたつもりでも汚れが溜まってしまう場所が人それぞれあります。定期検診を行うことで日頃からどこの部分に気をつけて磨いたらよいのかを教えてもらうことができます。まずは自分のお口の中の状態を知ることがセルフケアの第一歩です。
また、定期検診を行うことで自分では見つけることが難しい虫歯や歯周病などを早い段階で見つけることができます。虫歯や歯周病は状況がひどくなってからでないと症状がでないことがほとんどです。
お口の中のトラブルの多くは定期検診と自宅での適切なセルフケアで予防することができますので、美容院に行くような感覚で歯医者さんに通うことを習慣づけてお口の健康を保ちましょう。
定期健診でやることは?
- 必要なタイミングでのレントゲン撮影
- お口の中の全体的なチェック(噛み合わせや、かぶせ物の適合状態、軟組織の異常のチェックなど)
- 汚れの磨き残し・清掃器具使用状況のチェック
- 歯茎のチェック
- 虫歯のチェック
- プロフェッショナルケア
(クリーニング・フッ素塗布など)
定期健診に通うペース
一般的に定期検診のペースは1〜6ヶ月です。
お口の中の状態は皆さん違います。お身体の状態も同様です。一人ひとり適切な定期検診のペースをご提案させていただきます。
医院で行っている
予防歯科メニュー
クリーニング
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歯周検査
歯周病などの歯周組織の状態を評価するための検査です。腫れや赤み、出血など、歯ぐきの状態を観察し、歯と歯ぐきの境界にあたる歯周ポケットの深さを測定します。
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歯ブラシ、フロス、歯間ブラシの
使い方 確認・指導現状できちんと汚れがとれているのかをチェックし、指導を行います。歯ブラシや、歯間ブラシなどそれぞれの患者様に合ったものを選んで使用していただくことをおすすめします。
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スケーリング
歯や歯の根っこに付着した歯石やプラークを、様々な道具を用いて除去します。歯石(細菌)は歯周病の原因となります。
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PMTC
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、専用のペーストと機械を使用し、歯の表面に付着したバイオフィルム、着色、プラークを除去し、仕上げとして通常の研磨剤の約1,000分の1の粒子からできているペーストを使用し、歯を研磨します。
歯面のあらゆる細かい部分にナノ粒子ハイドロキシアパタイトが入り込み歯質の修復が可能です。初期虫歯まで再石灰化させる効果があります。
高濃度フッ素塗布
クリーニング後に市販の歯磨き粉の10倍のフッ素濃度の薬剤を歯に塗布します。高濃度フッ素で歯面をコーティングすることにより、歯質のバリア機能を高めることができます。 年に2~4回程度をおすすめします。
シーラント
お子様の奥歯の溝をフッ素入りの薬剤を薄く流し込み、
溝を浅くして汚れを溜まりづらくさせ、虫歯から守る処置です。
エアフロー
歯面についた汚れを、ジェット水流と微粒子パウダーを吹き付けることで除去できるものです。細かな隙間に入り込んだタバコのヤニや、着色にとても有効で、繰り返すことで着色が付きづらくなります。細かい粒子の粉なので歯質への傷を最小限に抑えた状態で汚れを落とすことが可能です。